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ヒュウガトウキのお勉強 その4

ヒュウガトウキのエビデンス(科学的根拠)

ヒュウガトウキには多様な効果があります。そのなかでも科学的根拠が提示されている、抗糖尿病作用についての研究をまとめました。

株式会社資生堂は、ヒュウガトウキの血糖値低下作用と血行促進の効果を明らかにしています。

資生堂が行った実験では、ヒュウガトウキを細かく砕いた根を2型(成人型)糖尿病患者と、血糖値が高い健康な人に1か月摂取させています。

その結果、糖尿病患者と健康な人のどちらも空腹時の血糖値が低下しました。

さらに実験後、健康な人の血流速度を調べたところ、ヒュウガトウキを摂取する前と比べて血流速度が上がり、血行が良くなったことがわかっています。

ヒュウガトウキの糖尿病改善にかかわる研究は、ほかの研究者も行っています。

近畿大学薬学総合研究所の二宮清文准教授は、マウスを使った実験で、ヒュウガトウキに含まれる成分が糖尿病治療に効果を調べました。

実験では生後10週間のマウスにヒュウガトウキを2週間摂取させ、その後20時間絶食させてからブドウ糖(1g/kg体重)を与えています。実験後に、ヒュウガトウキを摂取しなかったマウスとの違いを比較しました。

結果として、ヒュウガトウキを2週間与えたマウスでは、摂取しなかったマウスに比べて糖の分解・消費が抑えられることがわかりました。

このことから、ヒュウガトウキは糖尿病治療に役立つ効果が期待されています。

histry研究のきっかけ(歴史・背景)

ヒュウガトウキが発見されたのは江戸時代。その時代の文献によると、1845年に本草学者の賀来飛霞(かくひか)によって見つけられたことがわかっています。その頃はヒュウガトウキではなく、高千穂地方の方言で「ウヅ」と呼ばれていました。

その後100年を経て、薬効に注目した人たちがイヌトウキ・ヒュウガトウキを含む山人参を栽培するように。1964年には尾鈴山で山人参が採れたという記録も残っています。

1971年にはウヅが山人参の新種として発表され、ヒュウガトウキと名付けられました。この頃からイヌトウキと明確に区別されるようになったそうです。

現在はヒュウガトウキの研究も進み、さまざまな薬効が発見されています。

しかし研究が進むにつれてヒュウガトウキの偽物も多く出回るようになったため、ヒュウガトウキを栽培している高千穂地方では「高千穂郷日向当帰研究会」を設立。本物のヒュウガトウキを提供する取り組みをしているそうです。

 

他社サイトの引用です。参考までに

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このブログについて

亀長茶園オリジナルブランド「徐福草」は全国に生息するイヌトウキとは違い、宮崎県の北部 日向の地にのみ生息する野草。日本版の朝鮮人参に匹敵すると称される「日本山人参」とも呼ばれます。その昔、秦の始皇帝が不老不死の妙薬を求めてこの地を訪れたとの伝説も。
私たちは地元に伝統的に残る釜炒り茶の製造方法を取り入れ、その成分を逃さないように加工しています。

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